大塚眼科クリニック(川崎市)
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急性結膜炎(きゅうせいけつまくえん);はやり眼
結膜(けつまく)とは
急性結膜炎 結膜とは 図1
 結膜は、くろめ(角膜)のふちからまぶたの裏側までを覆っている粘膜です。しろめお表面のところは眼球結膜、まぶたの裏側のところは眼瞼結膜(がんけんけつまく)とよばれます。
 
  結膜は、眼球と瞼(まぶた)をつなぎ合わせてそれらがうまく動くようにしています。また、涙腺でつくられる涙は眼球表面を潤し、ゴミや老廃物を流しだして、最近やウイルスなどが眼球の中に侵入することを防ぐ役割をしています。
 
急性結膜炎という病気について
 結膜が赤くなったり(充血)、瞼の裏側にブツブツができて目やにや涙が増え、かゆみ、しょぼしょぼ感、ゴロゴロ感、まぶしい感じなどがあらわれます。症状がひどくなると、出血、耳の前のリンパ腺(耳前腺)の腫れ、まぶたの急激な腫れ、しろめがブヨブヨしている(結膜浮腫)、発熱などが怒ることもあります。

 急性結膜炎は、最近・ウイルス・カビなどの微生物、紫外線、ほこり・ゴミ・摩擦などの物理的刺激、酸・アルカリなどの科学的刺激、花粉などによるアレルギー反応などによって結膜に炎症が起こります。このうち、短期間に集団的に発生する急性結膜炎がいわゆる"はやり目"といわれるもので、日常よく見られる代表的な病気です。これは、患者の目から分泌物がもとで伝染します。ウイルスによるものが最も多く、伝染性も非常に強いので感染予防がとても大切です。
結膜炎の種類と症状について
流行り目 / 流行性角結膜炎
(アデノウイルス 8型、4型、37型、19型感染)
まぶたの裏側のブツブツや充血、まぶたの腫れ、流涙などの症状が激しくあらわれます。感染後は7-14日で発病。
プール熱 / 咽頭(いんとう)結膜炎
(アデノウイルス4型、3型感染)
プールで感染することがあり、プール熱ともよばれます。結膜にブツブツができて、咽頭炎による発熱を起こします。感染後は5-7日で発病。
急性出血性結膜炎
(エストロウイルス70型感染)
感染後1-2日後に突然眼球結膜に出血を起こし、ゴロゴロ感、充血、まぶしさなどがあらわれ、結膜にブツブツができます。
結膜炎の治療法

この病気に有効な点眼薬はございません。
ウイルスに対する抵抗力をつけるため、休養を十分にとって体力と落とさないことが必要です。また、補助的に他の感染を起こさないために抗菌点眼薬や、炎症を抑えるためにステロイド薬などを使用します。他の人にうつさないように十分注意しましょう。

結膜炎の種類と症状について
予防1 プールでは気をつけましょう 予防2 感染対策
■自らあがったらすぐに水道水で眼を洗う
■長時間泳ぐときは水中眼鏡などを使用する
■眼が充血していて目やにが出る日はプールに入らない
■泳いだ後眼が充血していてもあわてずに様子を見る (ウイルス性結膜炎でないことも多い)
■プールサイドに点眼薬を持っていかない (薬の変質、汚染の恐れがある)
■手や流水や石鹸でよく洗う
■休養を取って体力を落とさない
■学校、幼稚園、保育園は医師の許可があるまで休む
■人ごみへ出かけない
■医師の許可があるまでプールに入らない
■患者のタオル、洗面用具などは家族のものと別にする
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